人々を備え、訓練する

ビニータは、マレーシアのヒンドゥー教徒の家庭に生まれました。7歳の時、 彼女の両親が神と出会い、家族で教会に行くようになりました。

両親がイエス様に従う者とされた後、ビニータは両親の、特に刑事弁護士であった父親の変化に気づきました。「まるでイエス様の愛が父を和らげたようでした。父は自分自身のあるべき姿 になり、自分のアイデンティティに踏み出したのです。」

9歳のときビニータはキリストに人生を捧げました。

12歳のとき、ビニータは家族とともにオーストラリアに移り住みました。友人を作り、新しい文化にもスムーズに順応しました。2年後、彼女は転校しなければならなくなりました。「とても些細なことに聞こえるけれど、当時の私にとっては自分の世界が粉々になるかのように感じました」ビニータは言います。「それについて神様に叫んだのを覚えています。そしてベッドに仰向けに倒れこんだその瞬間、初めて神様の声を聞きました。神様はとてもはっきりと『エレミヤ29:11』とおっしゃいました。『ビニータ、あなたのためにわたしが持っている計画はわたしが知っている。あなたの人生には目的があり、意味があり、偶然ではない。わたしがあなたを、わたしの代理者として新しい学校に遣わすのだ』私は強く胸を打たれ、驚嘆して座っていることしかできませんでした。この宇宙を創造され、星々をその御手の中に握っておられるお方が、転校しなければならないという理由で泣き叫んでいたこの小さな私のことを気にかけてくださったのです。」

従順という生き方

2013年、大学を卒業する頃にビニータは個人的なリバイバルを経験しました。「自分と神様の関係に自分自身が満足していないと気づき、神様にささげる時間をかなり増やしました。その中で、神様は私が人生の全てを捧げることを願っておられると示されました。結婚、子供、キャリア、全てです。それを通して、神様は私を初めてのミッショントリップに導かれました。その年の終わりに、私はリーダーとして友人たちと共にウガンダとケニアを訪れました。その時に宣教が私の情熱になったわけではありませんが、従順ということが私の生き方になりました。

ビニータの当時のボーイフレンドで現在の夫であるニックが、アフリカトレックと呼ばれる南アフリカでの弟子訓練プログラムを終えてオーストラリアに帰ってきたとき、ニックとビニータは1年間のインターンシップへの誘いを受けました。ビニータは行くことに同意しました。「この世の価値観は私に行くなと言いましたが、神様が私に教えておられた従順さということが、私を後押ししました。」

再びアフリカへ

「あの年がなかったら、今の私はいないでしょう」インターンシップを通して神が自分を砕き、そして再建してくださった経験を思い起こしながら、ビニータは宣言します。

オーストラリアに戻り、ニックとビニータは結婚し、仕事を始めました。しかしすぐに彼らは、何かが欠けていると感じるようになり、神の導きを祈りました。そして神は彼らを導かれました。アフリカに戻り、アフリカトレックに参加することに。

プログラムを終えたとき、彼らはその働きのリーダーとなることを依頼され、それを受け入れました。

アフリカトレックとは弟子訓練プログラムで、参加者を訓練し、彼ら自身がキリストの愛を伝える情熱を持った効果的な弟子訓練者になることを目標にしています。

「神は私たちに、弟子訓練の必要をこれ以上ないほどはっきりとさせてくださいました。特にミレニアル世代の若者に対して」ビニータは言います。ニックとビニータは多くの若者に出会いました。彼らは習慣から、または義務感から教会に通ってはいましたが、神との個人的な関係は持っていませんでした。ニックとビニータは、彼らに自分の信仰をしっかりと持って欲しいと願っていました。

プログラムの参加者はテントで寝泊まりし、現地の食べ物を食べ、公共交通機関で移動し「生活を共に」します。「想像できると思いますが、快適で普通の生活とは言い難い環境の中で、神様はそれぞれの参加者の内にあるものを引き出し、現実的な弟子訓練の機会を多く与えてくださいました」ビニータは言います。

ビニータがこのミニストリーの中で特に好きなのは、参加者の多くが抱えている2つの非常に重要な問いに、神様がどのようにお答えになるかを見ることです。その問いとは「自分とは何者か」そして「自分は何のために存在しているのか」です「多くの人と同じように、私も自分のアイデンティティと葛藤しました。だって、自分とは何者でしょう?人生全てを通して、人はその答えを知ろうとします」ビニータは言います。「神様から自分は何者かを教えて頂き、神様に『あなたは私を何者だとおっしゃいますか』と問うことは私にとって本当に重要でした。神様は本当に語ってくださいましたし、この役割にあって私が過去2年半の間にしなければならなかった様々なランダムなことを通しても教えてくださいました。今日の私は、過去の自分が夢にも思わなかった場所にいて、夢にも思わなかったようなことに情熱を持っています。神様が私を造られた目的を解き放ってくださり、自分の居場所にたどり着いたような気がしています。

「神様ははっきりと、私をどのような人として造られたかを教えてくださいました。」ビニータは言います。「そして神様は、人々を、特に若い女性を、『備え、訓練する』ように、また彼女たちと共に歩むようにと私を造られました。この『備え、訓練する』という二つの言葉は私のアイデンティティに関して神様がくださった二つの大きな言葉です。」

ビニータの両親は神の愛と出会ったとき、ヒンドゥーの伝統を捨てました。そしてその神の愛をビニータと分かち合いました。そして今彼女は他者に全てを費やすために人生をささげ、希望のメッセージを分かち合っています。「死ぬまでこの働きを続けてもいいと思っています」彼女は言います。「飽きることはありません。神様が私にくださったことだと思っているからです」。

 

2019/09/13|南アフリカ

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