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今回、福島のための献金イベント「福島オンライン・チャリティーラン」の企画運営に携わりました。このイベントの献金は、震災以降、福島で活動する災害•人道支援団体OBJを選ばせていただきました。 

しかし「福島を応援するためには、現地に足を運んで、ちゃんと現場を知らなきゃと思いました」と思い、災害支援と学童保育の両面から体でそれを知ろうと思いました。 

震災後、人口流出や高齢化の加速化が進んでいると聞いていましたが、災害ボランティアで入ったお宅も多くが高齢者の方で、ひとり暮らしの人も多かったです。 

地震で崩れたブロック塀や災害ゴミが庭先に散乱していて、これをひとりで片付けるのはどれだけ大変だろうと。そこにOBJが入っていって、住民の方のお話を傾聴し、時には何度も足を運んで片付けと見守りに行く。 

信頼関係を築きながらの作業なので、住民の方にとってはとても心強いだろうなと思いました。 

学童保育にも参加させていただきました。私はOM宣教師として、8年間ミャンマーで孤児支援に関わっていましたので、福島の子どもたちと一緒にミャンマーにまつわるクイズをしたり、英語でふれあう機会をつくっていただきました。 

日本はミャンマーと違って、食べ物や着るものなど物質的には十分満たされていますが、福島では心の問題を抱えた若者が多いです。 

お話の時間では、「美味しいご飯が食べれたり、愛する家族がいることは決して当たり前ではないこと、またこどもたち一人一人が神様から愛されている尊い存在であること」を伝えることができました。 

これからはより具体的に福島のために祈り、福島のためにできることを考えられるという想いが強くなりました。寄付だけではなく、これまでの働きで培った力や、自分の得意としている分野を活かして、度重なる地震被害で疲弊している福島のために貢献できたらと思いました。 

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