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2015年07月06日 | 近東
2014年の春、イラク北部のクルディスタンでの働きは活気付いていました。現地の教会はシリア人難民へ福音を証しし、地元経済も良好で、良い夏が迎えられるという希望がありました。しかし、2014年6月、イラクのモスルへやって来たのは、期待していた観光客ではなく、ISIS(いわゆる「イスラム国」)だったのです。
「たちまち、私たちの生活は一変しました。」とOMの長期働き人のレナは言います。レナと夫のティムは自分たちのミニストリーよりも、国内避難民の救援活動に焦点を置くことになりました。イラク国内の何千人もの住民がイスラム過激派によって、故郷の町から追いやられ、差し迫った危険から逃れ、冬を過ごすための避難所を必要としていたからです。
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