訪れる国々での奉仕
 

OM船は世界中の湾岸都市を訪れ、きわめて重要な書籍資源を供給し、異文化理解を促進し、より効率的な人生や働きのために若者を訓練し、必要な救済を提供し、機会があるところではどこでも神様における希望のメッセージを伝えています。1970年以降、OM船は世界140カ国以上の470を超える港を訪れました。毎年平均100万人以上の人々が船を訪れています。

ユニークな体験
 

50カ国以上から参加している国際的な乗務員やスタッフはOM船上で生活し、働いています。全員がボランティアで、多くの場合2年間参加します。デッキやエンジニア、船員、大工、溶接工や電気技師、または医師、看護師、料理人としての専門的立場で奉仕している人もいれば、船の上での訓練プログラムに参加するために乗船している人もいます。

訓練プログラム参加者はそれぞれ配属された部署での仕事と、聖書の学び、弟子訓練、祈りやミニストリースキルを学ぶことなど訓練プログラム的要素を平行して行っています。卓上で学んだことを直接の体験で活かすことができる機会がたくさんあります。エンジニアリングや船舶操縦術における認定資格取得に向けて取り組む参加者もいます。

乗務員は国際的なコミュニティーでの生活を通し、異文化に触れる事ができます。各寄港地ではその土地の必要を見る機会や地元のクリスチャンと共に神様の愛を伝える機会を得ます。

多くの寄港地でのハイライトは、インターナショナルナイトというプログラムです。大抵は陸上にある主要な会館などで行われ、何百人、時には何千人という地元の人々が訪れます。船上の多国籍な性質を持つコミュニティーについて衣装やダンス、ドラマなどを通して伝え、船の乗務員やスタッフに生命、一致、目的をもたらす神様における希望を届ける土台を提供します。

エンジンを整備したり、乗務員たちのために料理をしたり、文献を供給したり、個人や大衆に話しかけたり、文化や信仰を分かち合ったり、助けを必要としている人々に救援を提供したり・・・と参加者たちには学び、仕える機会がたくさんあります。

船上書店
 

今まで述べ400万人もの人々が5千タイトルもの本の購入が可能なこの船の本屋を訪れました。本の種類は豊富で、科学、スポーツ、趣味、料理、美術、哲学、医療、児童書などが手に入ります。もちろん信仰の本、神様を敬う生き方についての本もあります。書籍はあらゆる世代の人たちや地域共同体の教育的、社会的関心に合うものが厳選されています。書籍は各地の小売価格で提供されていて、寄港地によっては書籍が寄贈されることもあります。

更に、OM船へのすべての来訪者には神様との正しい関係の必要性が書かれた無料の本を受け取る機会があります。

救援　救済
 

救援、救済活動は神様の愛とOM船が訪れる必要の多い国々の人々への気遣いを色々な方法で示します。医療援助、建設プロジェクト、大規模な文献寄贈、食料や衣服の不定期的寄付など、方法は様々です。過去に船の人たちは教科書や参考本を学校や図書館、大学などに寄付したり、医療物資や食料物資を供給したり、クリニックや孤児院を改修したり、学校や教会の建物の建設を手伝ったりしました。

海上専門職
 

ほとんどのボランティア乗務員やスタッフは2年間船で奉仕します。しかしながら専門知識、経験を持つ乗務員には短期間の奉仕機会もあります。デッキやエンジニアリングの士官、船舶操縦士、電気技師、配管工、大工、溶接工、医師、歯科医、看護師、料理人などが必要とされます。

基準に合う
 

船は整備され、国際船舶規制と安全基準に従うために改良され続けます。船を最高の状態に保つこの努めなしには、船でのミニストリーは成り立ちません。技術的プロジェクトは多くの場合更に多くのエンジニア、配管工、大工、溶接工などの技術者の働きを必要とします。これらの技術を持つボランティアを短期、長期共にいつでも歓迎します。

船で仕える一人ひとりが経済的糧を神様により頼むように、OM船運営も主要な技術面でのプロジェクトのための経済的必要を神様に信頼しています。機器や供給品の寄付は非常に貴重です。プロジェクトは世界中のサポーターの特別指定献金により資金供給されています。