2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻以来、680万人以上(５月３１日現在)の人々が西側諸国に安全を求め、ウクライナの戦火から逃れて来ています。 皆様からの献金は、ウクライナ、ポーランド、ルーマニア、モルドバ、ハンガリーそしてスロバキア各国の現地OMチームにより、避難してきた方々の至急の必要のために用いられています。この悲惨な状況の中で、傷ついた人々を支えるために大いに用いられています。 OMのチームを通してこれまでに2415人のボランティアが、120,000人以上の人々に関わってくることができました。また18,000人以上の人々に食料品の配布、交通手段の手続きや避難所の準備、安全な場所の確保、また女性や子供たちへの援助をすることができました。
ウクライナ OMウクライナのメンバーは現地に留まり、ウクライナ東部から西に向かって行く人々のために食料の配布や臨時避難所の提供をしています。また交通手段のない人のために車での送迎、安全な場所に移動する助けを続けています。母親と二人の子供を連れて逃げていた女性、リアンに会いました。彼女は最初、自宅に留まるつもりでした。しかし大きなタンクローリーが手当たり次第に砲弾を撃ち、あらゆるものを破壊しながら通過していくのを見て、逃げる決心をしました。徒歩で逃げていた彼らを、ある人が他の町まで車に乗せてくれました。リアンの家族はフェイスブックを通じて、OMハウスと言う援助があることを知り、やっとの思いでOMハウスに到着し、そこで落ち着いて休める場所、温かいシャワーと食べ物を得ることができました。これまでにリアンの家族のような人々、数百人を支援してきました。
ポーランド ポーランドの国境にある、最も人通りの多い交差点に設置された２台のトレーラー。ここで子供や赤ちゃん連れの女性のための避難所として必需品を提供し、毎日何百人という人々を支えています。 そして彼らが住む家をみつけるため、OMポーランドは彼らのためにネットワークを立ち上げ、避難民を援助したいポーランド人と、助けを必要としているウクライナ人をつなげています。このネットワークを通して、既に数千のウクライナの人々がポーランド人の家庭に落ち着いています。
この他、ハンガリー、ルーマニア、モルドバにおいてもＯＭは国境を超えて入って来るウクライナの人々に避難所を提供し、食糧や物資を届けています。 神の国の広がり ポーランドでは、各教会が難民の方々への援助について共通の目的を持ち、一致しています。またこの数週間にわたり、中央＆東ヨーロッパのクリスチャンたちは共に祈り共に活動しています。そして避難してくる人々に自分の小さな家を開放し、ウクライナ語を学び、その人々の別離や死別の話に耳を傾け、キリストの慰めと励ましを分かち合っています。 OMの役割。それは、クリスチャンたちが神様を知らない人々のために一致して奉仕する機会を提供すること。
主に従う人々が力に満たされ、神様の愛の真実な証人となることです。主の働きは国境で、避難民の間で、住居を提供した家々で起こっています。 祈りの課題： ・逃れてきている人々に神の守りと備えがあるよう。 ・ウクライナ国内と隣国で奉仕するOMメンバーの健康、知恵、守り、霊性の一致が与えられるよう。 ・世界の指導者たちとこの戦いに、平和的な解決が与えられるよう。
支援献金方法
「ウクライナ支援」と明記し、
下記のOM日本事務所の
口座までご送金ください 郵便振替口座02100-0-24998
加入者名「OM日本事務局」 お問い合わせはＯＭ日本事務局まで
電話：076-239-2830
www.omjapan.org/give
支援献金の使用用途：
• 移動中の難民への食料提供
• 衛生用品、水、毛布の提供
• 避難所での難民の誘導とサポート
• 思いやりと優しさをもって奉仕にあたる地元キリスト教会への支援